流産・妊活

流産手術後の仕事はどうなる?妊娠8週で稽留(けいりゅう)流産した掻爬(そうは)手術の体験談

流産手術後の仕事はどうなる?妊娠8週で稽留流産した掻爬手術の体験談

こんにちは、いーなです。

結婚して夫ともに「そろそろ子供が欲しいね」と言っていた矢先に妊娠検査薬が陽性になりました。待望の子供でしたが、心拍停止の診断をされ2018年12月3日に稽留流産の手術を受けました。

今回はその手術を受けるまで、そして手術についての体験談、手術を受けたあとの仕事についてもまとめています。

妊娠発覚までの経緯

夫とは遠距離恋愛を経て結婚しました。そのため、仕事を辞め新しい土地で生活しはじめました。

転職して育休・産休を希望して結婚して2年間は避妊

結婚して1年目は結婚式や新婚旅行に行き、貯金はほぼほぼなくなり家族会議をして今後の生活について話し合いました。

1年目は結婚式まで専業主婦、2年目から作業療法士として仕事を再開しました。その流れで二人の意見としては下の考えが出ました。

・遠距離恋愛だったから、二人でしばらく過ごしたい

・転職して1年間働き、産休・育休を取得して子供を産みたい

・しっかりとお金を貯めて子供を困らせたくない

3つの意見が出たので、結婚して3年目以降に子供を考えようという結論に至りました。そのため、結婚して2年間は避妊して夫婦だけの生活を楽しみました。

妊活スタートさせてから2ヶ月で妊娠

転職して仕事にも慣れ、そろそろ産休・育休もとれるな~と思ったところで妊活をスタートさせました。

いーな
いーな
あれ…そういえば生理きてないかも

妊娠は奇跡だ、とドラマのコウノドリを見てて知っていたのでそんなすぐに妊娠しないよなと思った矢先のことでした。妊活開始2ヶ月目で妊娠検査薬の陽性を見ることができました!

流産確定の診断がされるまで

妊娠確定したため、ネットで調べて胎嚢が確認できるころに受診にいこうと安直な考えを持っていました。今思えばもっと早く受診していればと思うところです。

約6週目で産婦人科を受診し、心拍確認できるも胎嚢が小さいと先生にいわれる

6週目で近くの小さな産婦人科に受診しました。妊娠しても特に体調が変わりないし、悪阻もないため、「こんなものなのかな?」と不思議に感じていました。

産婦人科に受診するのも初めてでしたが、女医さんだったので内診台も股を開くことも特に嫌悪感なく過ごすことができました。

このとき、心拍も小さいながら確認されました。心拍が確認されれば問題ないとネットで見ていたので、よかった~と安堵していました。

しかし、その後衝撃的なことをいわれます。

女医
女医
とてもいいにくいけど、週数の割に胎嚢が小さい。もしかしたら流産しやすいかも

自分の中で流産なんて思いもしないことだったのでその時はもしかしたらの話だよねと楽観的に考えていました。なぜなら妊娠確定して母子手帳ももらってきてともいわれていたからです。

ドラマのように「おめでとうございます」といわれないことに不安感を覚える

家に帰ってから、夫に報告し、夫もかなり喜んでくれました。

でもよくよく考えてみると、先生から「おめでとうございます」といわれなかったことを思いかえし、とっても不安な気持ちになりました。

いーな
いーな
ドラマとか漫画だったら絶対いわれてる言葉だよな~

本当にもしかしたら、と思いながらも、大丈夫と自分を言い聞かせる日々が続きました。

7週目で心肺停止を告げられ、8週目で流産確定

7週目のときに産婦人科に受診をしました。内診台にあがりみてもらうと、先生は深刻そうな顔をしていました。

女医
女医
心拍止まってるね。詳しくは診察室で話すね

詳しく聞くと、胎嚢は前回の受診のときと大きさが変わらず、心拍も止まっていました。正直先生にいわれても、実感が湧きませんでした。

見えないだけかもしれないから、と数日後にもう一度受診してそのときの結果でどうするか決めようと言うことになりました。

8週目のときに再度受診しましたが、やはり心拍は確認されず、胎嚢も大きくなっておらず、稽留流産が確定しました。

稽留流産とは?

胎児の成長や心拍が止まってしまったものの、その付属物が子宮内に止まってしまっていることを言います。

流産が確定した後は、自然に胎児が出てくるまで待つか、掻爬手術をして子宮から取り出すかの二つの対応となります。
基本的には、確実に子宮内がきれいになる手術を勧められます。

何も実感がわかないまま、涙が出てくるのを堪えられず、産婦人科では泣いていました。このときに看護師さんから手を握ってくれたことを今でも覚えています。

そして、仕事の調整ができる次の週に手術の日程を決めて自宅に帰りました。

手術当日の流れ

しっかりと実感は湧かずまま、手術のときがやってきました。

前日の過ごし方

看護師さんからいわれたことは、前日夜9時から絶食(12時まで水分はOK)でした。

以下記載のものを持ってきて欲しいと告げられました。

・生理用ナプキン(多めに)

・生理用ショーツ

・脱ぎ着しやすいジャージ着用

・手術の同意書

手術の不安感もなく、この日から母親もきてくれて夫と3人で美味しい物を食べに行き気分転換していました。涙も出ないくらい、自分は冷静でしたね。

当日の手術の流れ

クリニックは9時前に来院するように、と伝えられました。全身麻酔をするため、車での通院はNGでしたので、夫に送ってもらいました。

病院に入ると個室に案内され、手術着に着替えました。その後、子宮口を開くために一度手術台にいきラミナリアを前処置としてされました。

これが私には痛かった。子宮口にカチャカチャとした金属音がして、お腹が締め付けられるような痛みが走り、ついつい「痛い~!」と叫んでしました。

その後、個室に戻り点滴されながら2~3時間ほど手術を待ちました。その間のんきに、文庫本を持ち込んで読んでました(我ながら自分すごい)。

13時前頃になると、手術室に呼ばれついに掻爬手術が始まりました。全身麻酔の注射されると、みるみる目が閉じていき夢の世界へ。

起きたときにはもう全てが終わってました。そして小さいクリニックだったので、車椅子を使わず、3人の看護師さんにかかえられ個室に戻りました。

いーな
いーな
母親は手術のことよりも私を三人がかりで抱えて移動した事に対して衝撃を受けたようです(笑)

その後ベッドで点滴を打たれながら、個室で16時頃まで休憩しました。
看護師さんから「帰って良いよ」と告げられたので、抗生剤と子宮収縮促進剤の薬をもらって母と夫とともに帰宅しました。

出血量もナプキンに少し出る程度だったので、出血は少なかったですね。ダラダラでる程度でした。

手術後の過ごし方(仕事・生活)

手術前は、肉体労働だから仕事は1週間休んでねといわれていました。

肉体労働である作業療法士の仕事は1週間休む

手術後は、特に違和感がなかったのですが、次の日からお腹の痛みが少しずつ出るようになりました。横になっていれば問題ないのですが、少しでも寝返りすれば痛かったです。

母親は手術翌日までいてくれたのでとても助かりました。

この痛みを抱えながら仕事はできないな、と思いました。事務職など体を使わないデスクワークであれば翌日から復帰できる人も多いようです。

ただメンタル的なところですぐに復帰しないほうがいいようにも思えます。

手術1,2週間後に受診をして、子宮内が問題なければ夫婦生活も再開できた

手術1,2週間後にそれぞれ再度産婦人科に受診しました。子宮は問題なく、キレイになっているということで病院通いもそこで終了となりました。

先生からは出血が止まって2週間後くらいで夫婦生活を再開して大丈夫といわれました。また生理が3回きたら妊活開始してもらえたら、と。

生理が再開したのは、手術後ちょうど1ヶ月後でした(手術日が2018年12月3日で、生理が開始したのが12月31日でした)。ほとんど生理周期も狂うことなかったので一安心しました。

流産後に思うこと

私は手術が決まった後は、悲しくて泣いていました。その後は特に泣くことも無く過ごしました。たぶん気を張っていたのでしょう。

流産確定後も手術後も不思議と悲しくならず、普通に生活できていた

手術後1週間は仕事を休ませてもらい、その後すぐに復帰しました。1週間の間で痛みも落ち着き、特に問題ありませんでしたが、先生からはあまりお腹に力を入れないようにと言われていました。

私の場合家にいたらごろごろしてしまって、時間がもったいないと思っていたのですぐ復帰できたのはよかったです。仕事をしながら、利用者さんと話すことで流産のことを考えなくて済んだからですね。

妊活再開後、妊娠できないとようやく実感がわき、水子供養にやっといけた

生理が3回きたあと、妊活を再開しました。しかし、なかなか妊娠に至りませんでした。

初期の流産は、基本的に母体に問題がなく、元々の赤ちゃんが弱かっただけということを告げられます。でも、なかなか妊娠しない自分に、私は子供を産むことができない体なんじゃないかとネガティブなことをばかり考えてしまいました。

流産したこと=自分が原因で子供を死なせてしまったという罪悪感ばかり持つようになりました。

そのこともあって、供養もしていなかったので手術から4ヶ月後に夫とともに水子供養にいくことにしました。

水子供養は、この世に生を受けることができなかった胎児の冥福を祈ることを言います。

必ずしもする必要はありませんが、行うことで気持ちの区切りになりました。

私の中にいた赤ちゃんは健康に生まれてこれないから、自分であの世にいくことを選んでくれたんだと思っています。

まとめ:今は妊活しながら、ぼちぼち生活しています

実は私たちがブログを始めた理由の一つとして、流産のことがきっかけになりました。

今後の人生プラン、もし子供ができなかったりどうするのかなど、夫と深く話すきっかけにもなったし、こうしてブログを始められたのも赤ちゃんのおかげだと思っています。

いーな
いーな
流産手術後に慣れないブログを始めたから、気持ちがモヤモヤしたまま書いてたから大変だったな

一年経ちましたが、いまだに流産のことは一部の家族、友人にしか話せておらず、そのことを話そうと思うと泣きそうになります。まだ立ち直れていないけれども、ブログでこうして書くことで自分の中で整理できてきたのかな、と思っています。

そして今は妊活継続中で、プレッシャーにならない程度で行っています。また私たちの元に赤ちゃんがきてくれることを祈っています。

いーな
いーな
私の流産のことを経験談を踏まえてまとめました。誰かの参考になったら幸いです。