こんにちは、いーなです。
流産手術後の仕事はどうなる?妊娠8週で稽留流産した掻爬手術の体験談
私は流産後、すぐに妊娠すると思ったので自分たちで妊活をスタートさせました。
最初は自己タイミング法を半年続けましたが、全く妊娠せず…。
生理前になにか兆候がないか検索魔になったり、生理がきたらショックを受けるなど助著不安定な日々を送っていました。
妊娠しないことが続いたので、ついに産婦人科に行くことを決意しました!
・流産後の不妊治療の経過について
・妊活するにあたって産婦人科を通院するメリット、デメリット
・流産後に産婦人科に通った方がいい理由
Contents
いざ!本格的な不妊治療開始のために、産婦人科へ。
前の記事でもお伝えしたように、
生理不順でないし、流産したときの妊娠も2回タイミングをとったのみで
妊娠したためすぐに妊娠できると確信していました。
そのため、排卵検査薬を使いながら産婦人科には頑なにいくのを拒んでいました。
しかし、半年経っても妊娠しない!
そんなわけで流産の手術をしてくれた近所の産婦人科に受診をしました。
タイミング法をしつつ、数回にわたる血液検査がスタート
最初は、受付でアンケートを書くようお願いされ、「子供ができない」と○を打ちました。
先生との診療が始まり、流産後自己タイミングをとっても妊娠しないことを告げました。
この時、2ヶ月分の基礎体温表は持っていきみてもらいました。
基礎体温はそこまで悪くないからホルモンの関係かもしれないと言われました。
最初に受診するときは、基礎体温表(最低2ヶ月分)は持っていきましょう。
そうしないと、最初の受診のときの情報量が少なく、
主治医もどうしていいか判断がしにくくなります。
そのため、まずは血液検査が始まりました。
血液検査は、月経中、月経後と期間別に測るため数回の受診が必要となりました。
血液検査の結果、潜在性高プロラクチン血症だった!
数回の受診の最中、先生に言われる通りタイミングは行いましたが結果は出ません。
血液検査の結果を教えてもらうと、ひとつ引っかかっていました。
大学の授業でホルモンの勉強をしたけれど、さっぱりわからない。忘れている。
プロラクチンとは何だろう、と素直に先生に話を聞きました。
プロラクチンは、別名乳汁分泌ホルモン。脳下垂体から分泌されるホルモンで、乳腺を刺激して母乳の分泌を促進する働きがあります。
プロラクチンが高くなると、妊娠も出産もしていないのにプロラクチンが過剰に分泌され、生理や排卵を起こしづらくなります。
潜在性高プロラクチン血症は、普段はプロラクチンが高くないのに夜間やストレスがかかる時に高くなってしまうものです。
先生から、流産した原因はもしかしたらこのプロラクチンが高かったせいかもしれないと言われました。
他のホルモン値は問題なかったため、今後の方針を先生と話をしました。
一度妊娠成立しているため、薬の投与&タイミング法で様子を見ることに
先生から言われたのは、
「プロラクチンを下げる薬であるカバサールを1週間に1度飲みながらタイミング法を続けること」
を打診されました。
不妊治療でよく言われる精液検査や卵管検査も、
一度妊娠しているので問題ないだろうという前提で薬の投与とタイミング法という方針となりました。
流産後の妊活するにあたっての産婦人科の通院について
私が通っていた産婦人科は、不妊治療に特化した病院ではありません。
そのためネットの情報では異なるものが多くありました。
産婦人科による妊活のメリット
・分娩しないクリニックのため、妊婦さんがおらず精神的に楽だった
・血液検査によるホルモンのチェック、卵管検査、精液検査などといった簡単なものは行うことができた(人工授精、体外受精などの高度のものはできない)
・不妊専門のクリニックのように待ち時間は短く、通院しやすかった
不妊専用のクリニックは1番近くても、車で1時間かけていかなければ行けなかったので、近くの産婦人科に相談にいきました。
丁寧に話を聞いてくれたり、検査をしてくれたりしたので私には心のよりどころになりましたよ。
産婦人科による妊活のデメリット
・専門的な不妊治療をする病院ではなかったので、すぐにたくさんの検査をするという考えではない先生だった
・一度妊娠が成立しているために、経過を長くみる形をとられた
・年齢が若いために、積極的な治療をするわけでないため、焦ってしまうことも度々あった
ネットでよくみる不妊治療の検査である卵管検査や精液検査、フーナーテストは積極的に勧められませんでした。
なぜなら、一度妊娠しているから&年齢が若いからという理由があったから。
情報収集でネットをみると、すぐにいろんな検査をみる方々が多いため焦る気持ちもありました。
今すぐにでも子供が欲しい、検査を早めにしておきたいと思う方は、最初から不妊治療に特化したクリニックにいくべきだなと感じました。
流産後にすぐ産婦人科に通院した方がいい理由
私は流産前、不妊治療は全くしていなかったので、通院するまでに時間がかかりました。
もし、この記事を読んでいる人で通院することを迷っている人がいれば、
ぜひ早めに病院にいくことをオススメします。
なぜ自分が妊娠しないのかを調べていくことは決して無駄ではないです!
原因がわからずモヤモヤするよりも、原因がわかって行動ができる方が選択肢が広がりますよ!!!
まとめ:子供を考えている人は、早めに病院にいくことをおすすめします
流産後は、「周りの人は何事もなく、子供を産めてるのに何で私が…」と精神的にしんどいことが多くなる時期です。
実際に私も、流産後は子供の話題に触れたり、友達の妊娠や出産を心から喜ぶことができませんでした。
“子供が欲しい”という気持ちはあなたも同じだと思います。
病院に行くことはとても勇気がいることです。医療従事者の私ですら、行きたくないと思っていました。
だって“あなたの身体は子供が作れない身体なんだよ”といわれることが怖かったから。
でも病院の先生や看護師さんは、そんなこと思ってもいないし、協力してくれます。