いーさです。
SEGAが運営している、FOOTISTA(フッティスタ)ってご存知ですか?
サッカー選手のカードを集めて、好きな選手でフォーメーションを組むことができ、ゲームセンターでカードを並べて対人やコンピューターとの試合を楽しむゲームです。
WCCF(通称:ダブシー)という名で2001年から始まり、2019年、フッティスタに生まれ変わりました。
しかし、変わり果て、面白くなくなってしまったフッティスタに見切りをつけて、すぐに辞めてしまいました。
楽しくなくなった理由はこちらにもまとめています。

しかし、2020年バージョンになって遊んでみると、楽しくなっていたのです。
今回は、FOOTISTA2020を遊んだ感想、面白くなったワケを紹介していきます。
Contents
FOOTISTA2019を辞めた理由
2019年3月に稼働スタートしたFOOTISTA2019。
ぼくは遊んで1ヶ月で「楽しくない」と見切りをつけて一時引退していました。
理由は3つあります。

詳しくお話しておきますね。
理由①WCCFのカードコストが高すぎてデッキを組めない
WCCFでは選手を自由に選んでフォーメーションを組みことができました。
大会によっては白色(レア度が1番低い)のカードを使うことが求められたり、キラカードの枚数制限があります。
それでもたくさんのカードから好みの選手を組み合わせる楽しさはWCCFならではだと思います。
FOOTISTA2019はその楽しさがありませんでした。
なぜなら、3つの理由があったからです。
理由①WCCFのカードがすぐには全種類使えなかった
理由②WCCFのカードをFOOTISTA用に変換する必要があり、プリントに100円かかる
理由③WCCFのカードは総じてコストが高く、デッキに組み込みづらい
上記の理由があり、WCCFのカードは使い勝手が悪く、選手を選ぶ幅が極端に減ってしまいました。
メッシもクリスティアーノ・ロナウドも使いたいのにコストが高すぎて使えない。
好きな選手を組み合わせて、夢のチームを作り上げることが醍醐味のゲームだったのに、その良さを自ら消してしまったのです。
理由②対人戦が苦手でボコボコにされた
ゲームをする目的って、人それぞれあると思いますが、ストレスを溜めるためにゲームはしないですよね。
でも、FOOTISTA2019はストレスが溜まりまくるゲームでした。
なぜなら、リーグ戦で対人戦をして、強すぎる相手にボコボコにやられまくるからです。
これはぼくの力量不足もあります。
さらに、ゲーム稼働スタート直後は、ランク付けも曖昧なため、強敵と闘う可能性も高かったんだと思います。
しかし、フッティスタでは対人戦が重要視されていて、対人戦以外の要素をほぼ無視していました。
フッティスタの柏田プロデューサー自身が、「対人戦」に重きを置いているという旨を話していたこともあり、対人戦以外を楽しんでいたプレイヤーのことは考えてくれていなかったんでしょうね。
対人戦以外やることがないから、対人戦をやってみる。
全然相手にならなくて、ボコボコにされてストレスが溜まる。
楽しみたくてゲームをしているのに、ストレスばかり溜まって楽しくないフッティスタで遊ぶ理由はないですよね。
理由③育成や連携要素がなくなり、やり込めずすぐ飽きた
対人戦恐怖症のぼくが他にやるべき遊び。
それがFOOTISTA2019では全くありませんでした。
選手の育成は試合ごとにもらえる経験値を溜めるだけ。
サッカーゲームにありがちな連携要素もない。
ただ試合をするだけなんです。
WCCF時代は、何時間もゲームセンターにいて、育成して連携深めて試合してチームを強くする。
そんなループを繰り返していました。
しかし、フッティスタは一切、育成や連携要素はありません。
正直、全く楽しくありませんでした。
やりこみ要素がない分、飽きるのも早かったんです。
だから、ぼくはFOOTISTA2019を早い段階で引退してしまったです。
FOOTISTA2020を遊んでみた感想
FOOTISTA2019に早々に見切りをつけたワケ、お分かり頂けましたか?
でも、もしかしたら楽しくなってるかもと期待して、試しに2020バージョンを遊んでみました。
すると、ビックリするくらい楽しくなっていて、またハマってしまいました(笑)
楽しくなった理由は3つあります。

ぼくがフッティスタ2019で楽しくない、と思っていたところが改善されていたんです。
それぞれ詳しく説明していきますね。
感想①制限コストが100上がってカード選びが自由になった
フッティスタ2019でのカードコストの上限は1500まででした。
16人の選手を選んでチームを作る必要があるため、1枚平均93のコストで納める必要があります。
そのため、ペレやメッシなどスター選手(コスト150)を使おうと思ったら、他の選手は諦めなければいけませんでした。
しかし、FOOTISTA2020になってから、この上限が1600に上がったんです。
コストが100上がったことで、入れたかった選手をフォーメーションに組み込むことができるようになりました。
簡単にフォーメーションを紹介しますね。

このデッキにはファンダイク(コスト130)やセルヒオ・ラモス(コスト120)といったDFの高ランク選手だけじゃなく、ネイマール(コスト120)やオーバメヤン(コスト110)など攻撃の選手にも高コストの選手を組み込むことができています。

また、こちらのデッキであれば、サッカーの王様「ペレ」(コスト150)やWCCF時代にたくさんのユーザーに使われていたパトリック・ビエラ(コスト130)を入れることができるようになっています。
制限があるのは事実ですが、コストが100上がったことで選手選びにも幅が広がり楽しむことができるようになりました。
感想②対人戦のクラス分けがあるため、力量が互角の人と戦えるようになった
ぼくがフッティスタを辞めた理由は対人戦への苦手意識があったからでした。
でも、フッティスタ2020では対人戦をすごく楽しめるようになったんです。
なぜなら、細かいランク設定があり、自分と同じくらいの力量の人と戦える可能性が高いからです。
たとえば、ぼくがCランクだとすると、対戦相手がSランクやAランクの人にはなりません。
Dランクか、もしくは背伸びしてBランクの人くらいです。
さらに、ランク分けも細かく、C-5からC-1まで同じ階級に5段階のステップがあります。
そのため、ちょっとうまくなったから階級がランクアップして、すぐに上位ランカーと対戦、ということにもなりません。
同じくらいのレベルの人と戦えるため、試合自体も接戦になりやすい傾向にあります。
どちらが勝つか分からない熱い試合になることも多く、対人戦の面白さはWCCFよりも感じられています。
感想③カップ戦がたくさんあって対人戦以外の遊び要素が増えた
フッティスタの楽しみ方は人それぞれだと思います。
対人戦が好きな人は思う存分、対人戦だけやっていたらいいと思います。
でも、対人戦が苦手な人でもWCCFでは楽しめていたんです。
そこんとこ、運営側が突き放してしまったのはダメだと思うんですよね。
しかし、フッティスタ2020になって、改善の兆しが見えています。
まず、「カップ戦」がたくさん用意されています。
イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ各国のチームと対戦していきます。
対戦チームにもランクが設定されていて、ノーマル・スーパー、エキスパートという3段階のランクが用意されています。
一定回数クリアするごとに、選手カードを付与してくれるため、カップ戦を制覇することがひとつの目標になっていきます。
さらに、全弾のカップ戦がいつでもできるようになりました。
フッティスタではスカウトの種類が2ヶ月に1回程度のスパンで更新されていきます。
第1弾、第2弾…と続いていきますが、忙しくて遊べない月があったとして、自分のペースでいつでもカップ戦を進めていくことができます。
また、カップ戦はコスト無制限で遊べるため、いろんな選手をお試しすることができます。
ぼくは、WCCFで使っていたカードをカップ戦で試してみて、使用感がよければリーグ戦のフォーメーションに組み込んでいく遊び方をしています。
やりこみ要素としてだけでなく、カードを試してみたり、フォーメーションを試してみたり。
カップ戦で腕を磨いて、リーグ戦に挑戦していく。
これがフッティスタの楽しみ方だとぼくは思っています。
まとめ:フッティスタ2020は遊び要素が多くなり、対人戦が熱い面白いゲーム
上記で説明したとおり、ぼくはフッティスタ2019で一時引退を決意しました。
それは3つの面白くないポイントがあったからです。

しかし、フッティスタ2020になって、上記の3つのポイントが改善されていました。

実際遊んでみると、フッティスタの方が試合での駆け引き、交代選手の重要性など、対人戦が熱くなる要素が満載。
カップ戦でしっかり鍛えて、リーグ戦に望んだおかげで勝てる試合も増えてきました。
もし、ぼくと同じようにフッティスタ2019を楽しめなかった方がいたら、一度やってみて欲しいです。
そして、いつか対人戦で戦えたらいいですね!