7年目になる作業療法士のいーなです。
「作業療法士って人相手の仕事だから、しんどいことばかりじゃないの?」
って思う人が多いでしょう。
総合的に見ると、作業療法士になって良かったなと声を大にして言うことができます。
作業療法士になって良かった4つのことを教えます!
Contents
作業療法士になって良かったこと4つ
①患者さんと直接関わるため、やりがいがある
企業で働いていれば、お客様と直接交わることが少ないと思います。
しかし、医療職は患者さんと直接関わるので、責任感が生まれやすいし、感謝の言葉を直接言われるため、とてもやりがいがあります。
そして、変化がある仕事(リハビリだと治療して良くなることが多い)のため、作業という仕事にはならず、色んなことを考えて仕事をすることができます。
同じ疾患でも違う人がなれば、症状が全く違います。ルーチンワークになることはないので、たくさん考えることがすきな人にはとても向いている仕事になります。
笑顔で「ありがとう!」って言われると、この仕事をしていて良かった!と思うことがたくさんあります!
②人の助けになるため、充実感がある
リハビリをする患者さんが、どんな人生を歩んできて、これからどうなりたいのかということを一緒に考えて、できればその人のQOL(生活の質)あげることができる仕事になります。
その手助けができるのは、作業療法士の役目だと思っています。
その手助けができる職業って、なかなかないと思うんですよね。
元々私は、心理学にも興味があったので、精神面から支えられたらと思ってこの職業についています。
その人がどんなことに興味があるのかを知ることで、その人が大切にしていることがわかります。「人が好き!」っていう人はおすすめの仕事!
③リハビリをして回復することで喜び合える
リハビリをすることで、身体の状況が良くなっていく人が多いです。
そんなとき、その喜びを「一緒に喜び合える」ことがとても嬉しいと感じることがあります。
脳卒中の患者さんは、家に帰りたい一心でリハビリを頑張っていました。最初は車椅子で移動していたのに、帰る頃には杖で歩けるようになり、身の回りのことも全部できるようになっていました。
退院するときには、患者さんと一緒になって泣きながら喜びました。
こんな経験できるのは、ないですよ!
④自分の身体も、大切にしなければいけないということを考えるようになる
病院や訪問を行っていると、様々な病気を持っている方々に合います。
事故や先天的なもの、生活習慣病で発症してしまう…
様々な原因でなってしまうのですが、生活習慣病であれば予防ができます。
私は糖尿病の行き先や脳梗塞の生活のしづらさ(社会復帰を含めて)を知っているからこそ、なるべく病気になる原因は作らないよう気をつけています。
理学療法士や作業療法士の人は、結構運動する人が多いですね。


⑤人のことを大切に思えるようになり、人との繋がりを大事だと感じられる
どうしても死に直面する仕事なので、人との別れは急に訪れます。
昨日まで、元気に話してリハビリをしていました。次の日仕事にいったら、転倒してしまい体調が悪くなって、リハビリは中止になり、そのまま亡くなられた方がいました。
その時のことは、はっきり覚えています。
それから、転倒しないような対策をしっかりするようになったし、体調が悪いときはリスク管理をしっかりするようになったし、どんなことでも死につながることがあるならば、最善を尽くすことが大事と感じました。
この仕事についてから、人に優しく接することが増えました。いつ別れがくるか分からなくなるので。
まとめ:作業療法士はやりがいのある仕事!ぜひおすすめします!
作業療法士として良かった点をまとめました。
本当にこの仕事について、色んな経験をさせてもらっているし、自分がとても成長してきていますよ!