こんばんはー
今日は久しぶりに人材派遣で働いている人っぽく、
人材派遣で働くときによく聞かれる質問項目を紹介していきます。
「派遣っていつまで働けるんですか?」
これ、絶対聞かれます(笑)
リーマンショックで「派遣切り」という言葉が蔓延してから、
派遣=安定しない。という風潮が全体的に広まってしまったせいか、
派遣で働くのは期間限定だったり、短期という印象を持っている方も多いと思います。
同じ就業先であればMAX3年間が期限
派遣の場合、仕事を始めて3年間がリミットになります。
2019年1月1日から働き始めたとしたら、
2021年12月31日まで働けますが、2022年1月1日以降は、
同じ仕事内容、同じ就業場所では、「派遣」としては働けません。
でも、企業さんもせっかく3年働いてくれているベテランさんに
辞めてもらうのは、正直困るところが多いです。
そこで・・・
期間を延ばす方法が2つ。
①派遣会社の無期雇用社員に切り替わる。
基本的に、派遣会社に登録して、派遣先で派遣社員として働く方は、
”有期雇用社員”という雇用形態になります。
正社員は”無期”です。
有期ということで、期間が決まっているという意味合いになります。
いま増えているのは俗に、正社員派遣と言われている、
無期雇用に切り替わった派遣社員の方々です。
なぜ、無期雇用に切り替われば派遣でも長く行けるか、というと
労働者派遣法が2015年秋に変わったのですが、
その時の政府の方針として、
派遣を活用するなかで
「派遣を増やすのではなく正社員(無期社員)を増やしていこうね!」
という名目がありました。
なので、派遣を使っている企業も、
・正社員採用をする先は派遣の方に声を掛けるように
・社内で採用の掲示・周知をするように
上記のような動きが求められています。
しかし、正社員を増やすのは企業にとってリスクを抱えることになります。
そこで、派遣会社の方で無期雇用=正社員と同等の雇用形態
に切り替えてもらえば長くいてもらえる!ということで、
会社のなかでは派遣という立場は変わりませんが、
無期の社員が実質増えているので政府の方針に則っている、
だから長くいてもOK、ということになるんです。
②部署異動(ジョブローテーション)
むかしはこれ、たくさんありました。
どんなことかというと、
営業部、総務部、経理部・・・と会社にはいろんな部門があると思います。
例えば営業部で一般事務をしている方が3年を迎えるにあたって、
総務部に移って同じ仕事をする、といったものです。
しかーし、いま厳しくなりました。
現在、同等の業務内容であればジョブローテーションは違法です。
そんなんやり始めたら、正社員を増やすなんてしなくても、
ころころ部署や所属場所を変えて同じ仕事してもらえばいいですもんね。
いま、部署異動をする為に必要なことは、
「まったく違う業務内容で”課”以上の組織を移り変わる」です。
先ほどの法改正でもう1つ「キャリアアップを図ろうね!」という名目があります。
認識としては、
総務の仕事をしていた人が営業部門で仕事をする場合、
その人の業務範囲は広がった=キャリアアップに繋がった!となるわけです。
まとめ:派遣社員が働けるのは,基本3年が期限。
今回、派遣でいつまで働き続けられるのか?
というよく聞かれる質問の答えとして、
3年が期限だけど、3年続けてたら重宝される人が多いから、
派遣会社で無期雇用に切り替わることもできるし、
スキルアップを名目に部署を変わって、同じ会社で働き続ける、
となります。
3年間いれば人間関係もある程度構築されていくと思いますので、
同じ部署の人だけじゃなく、いろんな部署部門にもアンテナを張って、
どんな人がいるのか探っておくのもいいかもしれませんね。
それでは、またあさってー♪