結婚式の定番といって思いつくもの、何がありますか?
………
ケーキ入刀やブーケトスがありますよね!
どの結婚式でも目にするものなので、定番化されており、どのゲストにも受けいれられる安定感バツグンの演出になっています。
しかし、いまは【個性】の時代。
定番の演出にひと工夫くわえた、自分らしさをもとめるカップルが増えてきています!
今回は差別化をはかれるアイディア、プランナーさんから紹介されたものもふくめて紹介していきます♪

結婚式の定番演出、そこに”自分たちらしさ”を追加するには!?
結婚式の定番①ブーケトスにひと工夫
結婚式で新婦さんがおもに新婦の友人や女性ゲストにむかってブーケを投げる、そしてゲットした方に『つぎはあなたの番よ!』とバトンを渡す。
結婚式でよく目にする光景ですよね。
素敵で盛り上がること間違いなし!な定番演出です。
しかし、周りが結婚していていまさらブーケ受け取っても…
という場合もあれば、結婚を考えていない人もいる時代なのでそんなバトンを渡されても…という思いも出てくるかもしれません。
わたしは周りが先に結婚してたから、ブーケトスは少し気が引けたんだよね…
そこでいま結婚式場の演出プランとして紹介されているものが、『ウェディングベアー』をウェルカムスペースに置くだけでなく、バズーカ砲で天高く舞上げ、ひらひらとパラシュートで落下してくるものをゲットする!という演出です。
もともとウェディングベアーは、熊である『bear』という言葉に、【生む・産む】/【耐える】と意味があり、子だからに恵まれることや結婚生活を円満にという意味をこめて、新郎新婦に贈られるギフトでもありました。

単純にブーケよりも、テディベアであればもらってどうしようと扱いにこまることもなく、どこかに飾ることはできるので、有効活用してもらいやすいアイテムだといえます。
また最近では、新婦がブーケトス、新郎が『ブロッコリー』を投げる”ブロッコリートス”という演出も取りいれられています。
ブロッコリーの花言葉は【小さな幸せ】。
女性がブーケに祈りをこめ、男性もささやかながらブロッコリーにゲストへの幸せのバトンを託す演出は、これから定番化していく可能性が高いでしょう。
結婚式の定番②ケーキ入刀にひと工夫
司会の方が『新郎新婦、ふたりの初めての共同作業です!』と高らかに宣言してもらい、ゲストもケーキ近くまで歩み寄り、カメラを向け、新郎新婦はポーズをきめる。そして、ケーキを相手に食べさせてあげる…
結婚式の定番、ならぬ鉄板演出です。
いちばん写真を撮ってもらいやすく、ゲストとの距離も近くなるので、披露宴の緊張感がやわらぐ欠かせない演出だとおもいます。
しかし、その入刀された大きな大きなケーキ。
あんなに大きく作られたのに、食べるときは小さく切られ、披露宴終盤で出されても存在感がだいぶ薄くなっていませんか?
また最近ではデザートブッフェも用意されており、ブライダルケーキにお金かけても結局食べてもらうことがないともったいない気がしていました。
そこでプランナーさんに聞いてみました。
ケーキ以外に入刀するものってないですか?
すると、
『以前挙げられたカップルさんはご飯が好きだったので、巨大なおにぎりを新婦さんが作られて、それを新郎さんに食べさせていましたね!』
『他に、巨大ハンバーガーをつくって二人で大きな口を開けて食べる、なんてアイディアもありましたね♪』
なるほどなるほど!自分たちの好きな食べ物でもいいんですね!
そこでぼくから2つアイディアをご紹介します。
アイディア①夏の演出!目隠ししてスイカ割り
ぼくたちが挙げた結婚式は9月初旬、まだまだ暑い、夏の季節でした。夏らしいことを取りいれたいな、と考えおもいついた演出が、『スイカ割り』でした。
新郎新婦ともに目隠しした状態で大きなナイフを持ち、ゲストさんのかけ声を聞きながら2~3メートル先のスイカにたどり着いて入刀する、というものです。
みんなカメラを向けてもくれたし、たくさん声かけてくれたから盛り上がったし、すごく楽しかったー!
来て頂いたゲストさんからも、はじめて見たけど楽しかった!と感想をいってもらえたので、夏に結婚式を予定している方はオススメです!

アイディア②関西限定!?2度漬け禁止の『串揚げ』
これは実際にはできていないのですが、プランナーさんに提案してみたアイディアです。
関西ではごく一般的な『串揚げ/串カツ』。
大阪に旅行でいくなら、たこ焼きと次いでご当地定番ご飯になります。
いまはチェーン展開している「串カツ田中」さんが全国に広がってきているのでなじみやすいのではないでしょうか?
そんな串揚げには【2度漬け禁止】、というルールがあります。
この2度漬け禁止ルール、結婚式にすごくマッチしてないかな?とおもい(『結婚式は1度きり、2度漬けしないように丁寧に漬けてください』みたいな案内とともに新婦がタレに漬けて新郎に食べさせる、といった案です)
プランナーさんに提案してみました。
しかし、ぼくたちが挙げた場所は名古屋。
・関西のなじみが薄く、司会からの紹介が難しい
・どのくらいのサイズ感の串揚げが必要かイメージが難しい
・揚げたてホヤホヤが必要であればその器材の準備が大変かも
・せっかくのドレスにソースがかかったら…
など、リスクがあった為、このアイディアはお蔵入りしました。
しかし、関西が地元のカップルさんがいらっしゃれば、盛り上がる演出だとおもうので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式の定番③キャンドルサービスにひと工夫
新郎新婦がお色直しの為に出て中座がおわり、再入場という場面でゲスト1席1席に挨拶にまわる、キャンドルサービス。
ゲストの方にも挨拶しやすく、こちらから近寄れるため、欠かせない演出のひとつと言えます。
この演出の際にふたりの好きなことや音楽とかけあわせると【自分たちらしさ】を盛り込むことができます!
例えば、キャンプやアウトドアが好きなカップル。キャンドルではなくキャンプファイヤーのように、席やキャンドルを工夫して演出することができます。
また、キャンドルにこだわらない演出も可能です。
ぼくの友人でジブリが好きなカップルさんは、新郎がカオナシのコスプレをし、ビールサーバーを抱えて、席を一卓ずつまわってビールを注いでいました。
『あ…あ…』しか言わない新郎の代わりに新婦さんが
『来て頂いてありがとうございます』と挨拶していて、とても楽しい演出でした。
ぼくたちはライブっぽい雰囲気にしたかったので、サイリウムをつかった演出にしました。

ゲストに数本ずつサイリウムを渡し、会場を暗転させ、ぼくたち夫婦が登場した際にゲストみなさんがサイリウムを振ってお出迎えしてくれました。
暗がりのなかで青や赤、黄色などのサイリウムの光が浮かび、自分たちが主役、アーティストになった気分を味わえました。

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(1人2本ほどの計算でこちらを5セット購入しました)
自分たちのテーマや雰囲気など、話し合ったうえで、【らしさ】を盛り込んでいってください♪
結婚式の定番④披露宴後のお出迎えにひと工夫
披露宴がおわり、最後の挨拶を済ませると、ゲストの方をお見送りするかたちになります。
そこでプチギフトを用意して、来てくださった方への感謝の言葉をお伝えすることができます。
礼儀的な意味でも、最後に何かお返しすることは欠かせないポイントです。
ぼくたちがあげた場所は【名古屋】。
愛知、岐阜、静岡、三重など東海圏内ではむかしから『お菓子まき』が有名です。
ゲスト参加型でもあり、小さいお子さんからお年寄りまで、楽しんでもらえる演出になります。
ぼくたちもお菓子のディスカウントストアで大量購入したね
懐かしのキャベツ太郎やうまい棒など、合わせて段ボール5箱くらいを買い占め、遠足のときのお菓子詰め合わせのように準備しました。
ヤバイTシャツ屋さん『あつまれ!パーティーピーポー』
の曲にあわせてゲストに菓子袋を投げたことで、会場はライブハウスのような盛り上がり
最後にすごく盛り上がる演出を取り入れることができました。
まとめ…
結婚式の演出は型にはまりすぎず、
工夫しだいで自分たちらしさを盛り込もう!
プランナーさんに、自分たちの好きなことを伝えたら
最大限協力してくれます!
自分たちらしさをゲストと共有して最高の1日にしていきましょう♪