前回、ブライダルフェアの見学に行く前に話し合うべきポイントをまとめました。
今回はブライダルフェア当日のふたりの役割についてまとめていきます。
ブライダルフェア当日!女性の役割は主張!自分の意思を伝えよう
新婦の夢は主張して!
ブライダルフェアでは、プランナーさんと打ち合わせをする前に、いろんなアンケートを記入します。
『希望の挙式日』や『ブライダルフェアにきた式場を知ったきっかけ』など、これから決めていく前のお気持ちを伺ってきます。
事前に情報をいただいたうえで、打ち合わせをスムーズにする目的があります。
結婚式の主役は、新郎新婦のふたりですが、やはり1番目立つ存在はウェディングドレスを着る、花嫁さんですよね。
なので、新婦さんのやりたいことをしっかりと言語化して、プランナーさんに想いを伝えてあげてください。
その気持ちをくんで、プランナーさんは
『うちの式場ならこんなことができます!』と提案してくれます。
その提案が、新婦のやりたいことや夢が叶う場であれば、その会場にしていいとおもいます。
逆に、『〇〇は難しいですね・・・』って否定的であれば、できることを引き出してはくれないので考え直したほうがいいかもしれません。
現実的なことを教えてくれることよりも、
結婚式は非現実をあじわえる特別な空間。
せっかくなので、無理して無茶して楽しい1日になるように、やりたいことを叶えてくれる式場を選んでみてください。

好きな色・似合う色をとおしてイメージカラーを伝える!
花に囲まれた披露宴会場は華やかでいいですよね。またテーブルの装飾も豪華であれば、ゲストのかたも満足するでしょう。
しかし、花はタダではありません。装飾もタダではありません。
花は1本何百円かもしれませんが、結婚式では数え切れないほどの花をつかいます。
すると、何万円にもふくれあがってしまうのです。でも、ないと味気ないし少しさみしい気もします。
ブライダルフェアでは、自分の似合う色、好きな色をとおして、
イメージカラー、パーソナルカラー
をプランナーさんにもつたえて、プランナーさんにどんな雰囲気があうかをイメージさせられるようにしていきましょう。
きっと、打ち合わせでも盛り上がって、結婚式のイメージがわいて、ワクワクしてくるはずです。
ぼくたちは青色が好きであること、装飾も青を基調としたいことを伝えることで、その後の式場の演出の打ち合わせがスムーズにいきました。
下記サイトはその人にあったパーソナルカラーの診断について参考になります。
ブライダルフェア当日!男性の役割は印象決め
貴重な打ち合わせの場!
新郎さんのやりたいことは決まっていますか?サプライズなどは結婚式当日ぎりぎりまで悩めるので、ブライダルフェアで言う必要はありません。
ただし、新郎さんが打ち合わせをする機会はなかなか少ないです。
結婚式場は基本、土日はほかの挙式でいっぱいで、プランナーさんは何組も担当をかかえているので、かんたんに打ち合わせをすることは難しいです。
新郎さんが土日休みの仕事をしていれば、平日に打ち合わせにいくことも叶わないかとおもいます。
そのため、ブライダルフェアでの『第1回目』
の打ち合わせが大事になります。
また、仕事の状況にあわせて、どの時期が忙しいのか(月末や1日のなかでの時間帯)を伝えておけば、プランナーさんも配慮してくださるとおもいます。
対応できる時間で少しでも協力してもらえれば、式の準備、打ち合わせもスムーズに進んでいきますよ!


結婚式の予算や式場へのお願いごと
プランナーさんと打ち合わせが終わると、ついに、結婚式にかかるお金の総額、『見積もり』がふたりのもとにやってきます。
緊張の一瞬だったよね
ケタが普段と違うから、右端の1円単位から目で追ったわー(笑)
そんなお見積もりがだされて、きっとたくさんの特典や割引がついていてびっくりするかもしれません。
ぼくたちは『予算300万円以内』と決めていました。
300万円の予算から提示された式場側の見積もりは、
『250万円』でした。
お!予算内でいけるやん!!しかも50万円も安い!!
ここで終わりー、では正直式場のおもうつぼですよ。しっかりとひとつひとつの項目に目を配ってください。
・いらないものはついていないか。
・足りないものはないか。
基本的に最初に提示された見積もりの金額がベースとなり、その金額にどんどんオプションがついていきます。
基本的に最初の見積もりは、全ての項目が最低ランクのものでした。
自分たちの場合、ドレスの予算が15万円×2となっていましたが、実際にドレスを選びに行った時に15万のドレスはひとつも置いてありませんでした。
料理も一番安いコースになっていたので、そのままそのコースであればゲストにはあまり満足感のないものになっていたとおもいます。
特別な演出、カラードレス、食事の追加メニューなど、ありとあらゆるサービスが金銭感覚をまひさせます。
そのため、男性の方がここでプランナーさんに一言。
『ぼくたち〇〇〇円以上は絶対超さないので、そのつもりで計画たてます』
『ある程度質が良いものにしたいので、全ての項目を中間ぐらいの値段にしてもらってもいいですか?』
プランナーさんは打ち合わせを必ずメモして、それぞれドレス担当や装飾担当などと共有します。
その際におかねについて、しっかりと意思を伝えるところは男性側がしておくことがベストです。
後々高い付加サービスを売ってきて、お金がふくれあがることがないように釘を刺すことができます。
ブライダルフェアを通して、その式場で決める!と夫婦で話し合って決まれば、かならずおかねについての意思は男性の方から強気で伝えておきましょう。
最初に言いづらいことを伝えておくことで、後々の打ち合わせで遠慮することもなくなっていきます。
言いたいことが言えずに、納得感ないまま進んでいくと後悔するのは、結婚式の主役であるおふたりです。
最初にこちらから要望を伝えることが、最高の結婚式を挙げるポイントです。

印象は新郎で決まる!?
結婚式の準備は、一般的に女性の方が積極的にやって、男性は非協力的…なんてことをよく聞きます。
仕事をしていれば忙しく、結婚式への協力は直前にならないと、という言い分もわかります。
しかし、ふたりで挙げる結婚式です。
プランナーさんや式場の担当者も協力してくれて、人生最大の幸せな日を演出してくれます。
そんなとき、プランナーさんが話をすすめていくときに
新郎側がやる気なかったり、消極的だとどうでしょう?困ってしまいますし、何が好きなんだろう?好みはなにかな?とおもいをめぐらせることになります。
怖い印象をもってしまうと、内的な部分に突っ込みづらくなり、心をひらいて打ち合わせすることが難しくなりますよね。
プランナーさんもひとりの人間です。
高圧的な態度や遠慮させてしまえば、それだけ結婚式の可能性を小さくしてしまうことになります。
☆協力的でなんでも答える
☆新婦任せにしない
☆やりたい演出を一緒に考える
新郎としてできることはたくさんあります。まず第1回目の打ち合わせでプランナーさんに良い印象をもってもらえるような振る舞いをこころがけましょう。
ブライダルフェアに行く前のおさらい
いかがでしたでしょうか?ふたりで期待感をもって式場に行く際に、それぞれ役割を考えてのぞむと、式場を吟味することができます。
式場が結婚するカップルを選ぶのではなく、
ふたりが満足できそうか、
一生のおもいでをつくる場所として
この式場はふさわしいか?
選ぶ立場にあります。
☆新婦さん☆
事前の話し合いを行い、新婦さんはやりたいことを決め、自分の似合う色や好みなど、趣味嗜好を伝えられるように言語化しておくこと。
☆新郎さん☆
せっかくの打ち合わせの場所なので、プランナーさんとの意見交換をすませておき、協力する姿勢を伝えること。
お金やお願い事など、遠慮しがちな言いづらいことを前もって伝えること。
ふたりの素敵な結婚式になりますように

