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医療従事者として働くうえで忘れてはいけない大事なこと

こんばんは。

 

私は、回復期がある病院に勤めて4年、訪問看護ステーションに勤めて1年が経つ

6年目になる作業療法士です。

 

そんな中で、様々な人と接していると仕事をこなすことでいっぱいいっぱいに

なることが多くなっていきます。

 

新しい環境で1年働いていますが、慣れた分、見る人数も増えており、

訪問しつつ、その合間に同僚やケアマネに電話したり、書類業務をするなど

1日があっという間に終わってしまいます。

 

忙しく働いていても、医療従事者として忘れてはいけないことがあります。

 医療従事者は人を相手にしていることを忘れない

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たくさんの仕事があるが、"こなしてはならない"

看護師、理学療法士介護士...など医療従事者は、仕事内容が異なりますが

同じ患者さん、利用者さんを相手にしています。

 

ただやることが多いことから、いつの間にか全ての仕事を効率よく行うように

なっていくと思います。

 

 

でもこれって悪いことなのでしょうか?

 

 

悪いことではありません。

効率よく行うことは、仕事を早く終わらすことができることはとても良いことです。

ただ、そのことで患者さんが嫌な思いをしていないか?

それを一度考えてみて欲しいのです。

 

病院で働いているとき、よく患者さんから言われたことは

 

「今日の担当の看護師さん、いつも怒鳴るようにいわれるから嫌いなの」

介護士さんに早くして!っていわれるの。

トイレ連れてってもらうのが億劫だから、先生が連れてってもらえる?」

 

という患者さんから、病棟の愚痴を良く聞いていました。

 

このことはクレームになるレベルではありません。

患者さんもお世話をしてもらっている分、わがままをいってはいけないという

我慢をしてくれる方が多くいました。

 

でも、これって人を相手にしている仕事であるからこそ、

相手に不満をもたせないようにすること

気をつけなければいけないことなのではないでしょうか?

 

でも、患者さん側からしたら、リハビリに関しても愚痴をいっていたと思います(笑)

 

人の気持ちは、言わなくても伝わる

この言葉は、よく自信がなくリハビリをしていたときに

先輩からアドバイスをもらったときの言葉です。

 

リハビリは、患者さんに触れながら行っていきます。

 

1~2年目の新人時代、新しい疾患を見ると、何も分かっていない私が

みても大丈夫なのだろうか、先輩が見た方がいいんじゃないか、と

心の中で思いながら、仕事をしました。

 

でもそんな不安な気持ちを抱えてリハビリをしていたから、

その患者さんには、言わなくても伝わっていました。

 

でもネガティブな面以外にも、ポジティブな面も伝わっています。

 

失語症で全然しゃべれない、理解がしづらい患者さんをもったとき、

毎日ケンカをしながらも、良くなって欲しい!という気持ちを持ち続け、

その患者さんと向き合っていました。

 

その人が退院したとき、喋られないけど、

涙を流して、「ありがとう」といってくれていました。

私の気持ちは伝わっていてくれたんだな、と思えました。

 

だから、言わなくても患者さんには、伝わっています。

その分、医療従事者は気をつけなければいけません。

 

患者さんが「その人らしく」生きられる道を支えていく

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治療方針は決まっているが、在宅での生活の仕方はその人しか決められない

 私は作業療法士なので、治療方針などには触れることができませんが、

患者さん自身が考えていること、これからどうやって過ごしていきたいかを

聞くことができます。

 

このことは、看護師やリハビリのセラピスト、介護士といった

深く関わる職種でないと聞き出せないことになります。

 

よく治療やリハビリ、ケアに拒否的な患者さんがいます。

でもその人は「なにか」を考えて、その行動をとっているのです。

 

その「なにか」を医療従事者がくみ取ることで、

今後のその患者さんの生活が決まってきます。

医療従事者がやるべきなのは、その人の気持ちに触れること

 私たちは、色んな患者さんに関わっているからこそ、

この人にはこういう施設があってるんじゃないか、在宅生活はこうじゃないかと

決めつけてしまうこともあります。

 

でも、患者さんに聞いてみると、全く逆で考えていることもあります。

 

そのため、患者さんと関わっていくことで、

「その人らしさ」「その人の本当の気持ち」を聞いていくことが大事です。

 

でも、なかなかすぐに本当の気持ちを教えてくれる人は少ないとは思うので、

とことん向き合って行く必要があります。

 

私には忘れられない患者さんがいる

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 1年目の終わりから2年目に見ていた神経難病である筋萎縮性側索硬化症

いわゆるALSの患者さんを忘れることができません。

 

この人と関わったことで、喜びもあったり、後悔もあったり、ひとつの感情では

言い表せないものがあります。

 

初めてみる神経難病であり、理学療法士の先輩に絶対に良くしよう!といきこんで介入をしました。

後からだからいえることですが、この患者さんの気持ちに寄り添えていたのか

今でも分かりません。

患者さんの目標は達成して退院されたのですが、それは本当に患者さんの望みだったのか?と思うことがあります。

 

本当にその人の気持ちを聞く時間を作っていればよかったのにと思うことがありました。

だから、私は、忙しくなったらこの患者さんのことを思い出して、

今の患者さんに向き合うことができるのです。

 

まとめ

忙しさにかまけて、医療従事者が大事にする、患者さんに寄り添うことは

どの人でも忘れないようにしてもらいたいです。

病院に来ているひとは、少しでも良くなりたいと思っている人たちなので。

 

私は病院時代、苦い思いをしたことが多く、何度も職場で泣いています。

でもそんなとき励ましてくれた先輩、一緒にいてくれた同期、慕ってくれた後輩。

そんな存在がいたから、患者さんに寄り添うことは忘れずに仕事をしてこれたと思っています。