私は母子家庭育ちの夫と結婚して3年経ちました。
しかし婚約し親戚や友人に報告する中でこんなことをよく言われました。
実際に、母子家庭育ち=悪い人というイメージが先行しますよね。
両親や親戚に反対されることもあるでしょう。
母子家庭育ちだと反対される理由、反対されても説得できる方法を私の体験談を含めて、このページで紹介していきます。
・母子家庭育ちの彼と結婚を悩んでいる
・母子家庭育ちの彼女と結婚したいが、周囲から反対されそう
・自分が母子家庭育ちで結婚したい家族に反対されている

Contents
結婚相手が母子家庭育ちだと周りに反対される理由とは?
大好きな彼からプロポーズされた!
喜んで両親に相談したら、「彼との結婚は辞めときなさい」と言われてしまった。
そんなことはありませんか?
そもそも、なぜ”母子家庭”だと反対されやすいのか?その理由を考えてみました。
理由①老後の親を必ず見なければいけない
一番に挙げられる理由として、老後に世話をしなければいけない点です。
片親であると、もし病気になったり足腰が悪くなったりすると介護してくれる人がいません。介護サービスなどでまかなえることもありますが、病気によっては家族の助けがないと難しい場合があります。
対応策として特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの施設にお願いすることができます。しかし、一番安く利用できる特別養護老人ホームは入所希望者が多くどこも順番待ちです。それ以外の施設だと費用も割高になります。1ヶ月平均15〜30万かかることになります。
そうなれば自宅で見ていく可能性が高いと言えますね。
理由②親からの経済的な支えが見込めない
結婚が決まると、新居、家具・家電、結婚式などお金がたくさん必要になります。今までいきてきた中で一番お金を使う時です。
特に結婚式は高額になるために、親から援助してくれる場合がありますよね。それをあてにできないから、反対されることがあります。
結婚関連以外にも、家を買う時や大きな買い物をするときなど若い頃に手助けをしてくれる親だと安心という気持ちがあるのでしょう。
親からしたら、自分の子供が苦労して欲しくないという思いがあって反対するのだと考えます。
理由③離婚する可能性がある
片親だとどうしても不安が拭えないのが、いつか離婚をしてしまうのでは?と。
片親になるのは、死別だったり夫婦仲が悪く離婚するーーこのように理由は様々です。母子家庭や父子家庭で育った子供だと、家族の形がわからなかったり、夫婦がどんな風に仲良くするべきなのか経験をしてないからです。
そうすると、夫婦生活や子供ができた時の生活がどんな風にすればいいかわからず、離婚してしまうと考えられてしまうのです。実際片親でも生活することは問題ないですし、離婚という道を選択しやすいですよね。
しかし今は母子家庭出身だから離婚率が高いというデータというより、全体的に離婚率が上がっています。たしかに、離婚しやすい理由にはなるかもしれませんが必ずしもそうなるとは限りません。
全部必ずしも「母子家庭」の人が当てはまるわけではない
反対される3つの理由をあげましたが、これは全て母子家庭だからと当てはまることではありません。
下記に書いた通り、すべて片親だからという以外にも理由があります。
①両親揃っていても、老後の世話をしなければいけない時がくる
②兄弟や姉妹が多いと全てに援助することができない家庭もある
③日本全体が離婚率があがっているため、母子家庭だから離婚するわけではない
そのため、両親や親戚に反対されても説得するチャンスがあるのです。
両親や親戚を説得する方法は?
説得することができる、と言いましたが、実際にはどうしたらいいでしょうか?その方法を紹介します。
方法①会う前に、彼のことを両親に話をしておく
まず結婚する話が出たとしても、そのことは伝えず付き合っている彼氏・彼女がどんな人なのか伝えておくべきでしょう。
第一印象が母子家庭の子供ということだと、どうしても親からではマイナスのイメージからのスタートとなってしまいます。
あなたが結婚を考えている人なのですから、親にもいい印象を持ってもらいたいですよね。そのため、黙っておいてもあとで話せばいいので最初はどんな人物なのかを伝えておきましょう。
方法②自分のことを大事にしてくれる存在だとアピールする
どんな人物なのかをつたえるときに、必ずポジティブなイメージになるように伝えましょう。これは鉄則です。
母子家庭以外でのマイナスイメージは取り払うべきです。少しでも心配な点を伝えようものなら、あなたの両親は反対してしまうでしょう。
自分が親になった気持ちで、どんな人だったら結婚しても心配ないかを考えて伝えてみてくださいね。
方法③それでも反対されるなら、会ってみてから判断してほしいことを伝える
上の方法2つを使っても、印象が変わらないのであれば実際に両親に会わせてみましょう。反対するのであれば、会ってみてから考えて欲しいと伝えてみましょう。
結婚生活に必要なのは、ずっと子供が幸せで暮らしてくれること。できれば、両親にも反対されず、周囲からも暖かい目でみてほしいですよね。
自分の付き合っている相手は、自分のことを幸せにしてくれるしっかりした人ということを伝えましょう。そして、母子家庭や父子家庭のことで心配な点もあるのならば、実際に本人に聞いてもらうように伝えましょう。
あなたの両親は、あなたの幸せを願っています。その考えは踏みにじらないよう、結婚したい彼氏・彼女のイメージアップをしておきましょう。
私の体験談〜嫌味をいわれたが、実際に会ったら反対されることはなかった〜
私が結婚を決めたとき、反対されることはありませんでした。それは母親には、結婚の話をスル前からいーさのことを常に話していたからです。
ただ口下手の父親からは、ひと言いわれたことがありました。
いーさがどんな人なのかは、母親が話していたようなのでそこは心配なかったようですが、老後のこととかを考えると私が本当にできるのかを心配していたようです。
そんなわけで私は、夫のことを伝えていたから少し心配されましたが反対されることなく結婚することはできました!
まとめ:母子家庭育ちでも説得方法次第で反対は変えられる
母子家庭・父子家庭育ちの人と結婚をしても、絶対幸せになれない!ということはありません。むしろ、それこそ偏見だと感じます。
結婚をしたい人に巡り会えるなんてなかなかないことです。片親育ちだからという理由で反対されるのは本当にもったいないことです。ぜひ、反対されても説得して幸せを掴んでくださいね!